【レポート】益子陶器市2025秋、行ってきました

2025年第112回益子秋の陶器市に行ってきました。
陶器市の様子など、今後行かれる方の参考になれば嬉しいです。

益子陶器市とは

栃木県芳賀郡益子町(はがぐん ましこまち)で年に2回(春と秋)開催される、日本有数の陶器市です。
益子焼(ましこやき)の作り手や窯元が一堂に会し、町全体が焼き物でにぎわうイベントとして知られています。

詳細は、下記益子陶器市公式HPをご覧ください。

益子焼とは

江戸末期に始まった素朴で温かみのある陶器です。
厚みのあるぽてっとした質感が特徴です。
「用の美(ようのび)」を感じるシンプルで日常使いできる器です。

概要

開催地

栃木県芳賀郡益子町(町の中心部・城内坂通りなど)

開催時期

年に2回(春と秋)開催されます。
春の陶器市:ゴールデンウィーク(4月末?5月初旬)
秋の陶器市:11月上旬の連休前後

開催期間

およそ1週間程度

来場者数

20~40万人ほど

見どころ・特徴

約500の出店が並ぶ

地元の窯元や若手作家、全国から集まったクラフト作家がブースを構えます。
食器だけでなく、花器、オブジェなど幅広いジャンルの作品が並びます。

掘り出し物やアウトレットも豊富

通常のギャラリー価格より安い作品が多く、数百円から購入可能なものや、税抜価格で出品されている場合もあります。
また、B品(わずかな傷や歪みがあるアウトレット品)の出品もあり、お手頃価格で手に入れられるチャンスです。

作家さんとの交流

作り手本人がブースに立っていることが多く、作品への思いや制作の裏話を直接聞くことができます。

町全体が会場

城内坂通りを中心に、カフェ、ギャラリー、工房なども特別営業しています。
飲食屋台やフードトラックも多数出店してお祭りのような雰囲気です。

事前に知っておきたいこと

有名な陶器市のため、来場者数も多く混雑します。
楽しむために、事前準備しておきたいところです。

持ち物

エコバック

購入した陶器をまとめて持ち帰るために、大きめの丈夫なエコバックは必須です。

現金

多くのお店が現金のみの取り扱いです。
クレジットカードやQRコード決済できるブースもありますが、かなり限られます。
ATMもありますが、会場近くにはありません。
現金を必ず用意しましょう。

飲み物・軽食

飲食ブースもありますが、時間によっては混雑します。
会場も広範囲になるため、水分補給や休憩用に持参するのがよいです。

雨具

雨天でも基本的に開催されます。
天候次第で折り畳み傘などの雨具の準備も必要です。

アクセス

臨時の駐車場やイベント用の直行バスも用意されますが、いずれも混雑します。
なので、早めの出発・早めの準備をしておきましょう。

車でのアクセス

年に2回開催されますが、春はゴールデンウイークの期間に、秋は11月上旬の連休に実施されます。
いずれも連休中の開催になるため、益子までの道路状況は混雑が予想されます。

また、町全体のイベントになるため、会場付近も混雑し、駐車場も満車の看板をよく見かけます。

ネットの書き込みなどを見ると、7時には駐車場が満車とあったり、早朝の4時~5時に出発している人もいたりします。
そのため、余裕をもって早めの出発がよいでしょう。

駐車場

駐車場の空き情報は、公式サイトからリアルタイムで発信されているので、そちらをご確認ください。

日帰りバス

都内主要駅から日帰りバス便がでています。
人気のため早めの予約をおすすめしますが、道路状況によっては混雑のために滞在時間がかなり短くなることがあります。
2025年春の陶器市で、新宿から日帰りバスで参加しましたが、渋滞で行きに5時間ほどかかってしまい、滞在時間が2時間程度しかなくなってしまったことがあります。
日帰りバスは楽ですが、時間に融通が利かないのでご注意ください。
バスの運行については、公式サイトで情報発信されています。

電車など公共交通機関

新宿から電車で益子駅まで行く場合、
 ・新宿→(JR湘南新宿ライン)→小山
 ・小山→(JR水戸線)→下館
 ・下館→(真岡鐡道)→益子
になると思います。

下館~益子間の真岡鐡道は、益子陶器市フリーきっぷが販売されるので、行きに往復で買っておくのが便利です。
きっぷ購入は現金のみなので、ご注意ください。
このフリーきっぷは、下館~益子間普通列車乗り降り自由になっています。

益子陶器市フリーきっぷ

ワンマンの真岡鐡道


行きの電車は比較的空いていましたが、17時以降の帰りの電車は混雑します。
特に益子~下館間は乗車が集中します。40~50分ほど立ち乗車になることが予想されます。

また、宇都宮駅から益子行のバスも出ていますが、普通の路線バスなので乗車人数が限られています。
本数も少なく1時間に1本程度です。
乗り場に並んでいたけど乗れなかった人も結構いたらしいので、このバスはおすすめしません。

春開催と秋開催、どちらがおすすめか

秋開催のほうが、春と比べると比較的空いていた印象です。
益子町の公式HPを見ても、春には約40万人、秋には約20万人の来場とありました。


秋は同時期に立川の国営昭和記念公園で東京蚤の市が開催されるので、集客がそちらに分散されている部分もあるように思えました。


ですので、少しでも混雑を避けたい人は、秋開催の参加がおすすめです。

開催期間の何日目に行くのがいいか

益子陶器市公式HPのよくある質問を見ると、春も秋も開催初日の午前中は特に混雑が見込まれるとの記載がありました。
ですので、混雑を避けてゆっくりと陶器市を楽しみたい場合は、2日目以降の来場が良いようですが、人気の作家さんは初日に完売してしまうこともあります。
絶対に入手したいお目当ての作家さんがいる場合は初日参戦をおすすめします。

服装

春開催時は、ゴールデンウイークの時期で日差しもあり、かなり暑かったです。
秋開催時は、その日の最高気温が23℃だったので、日中は日差しがあり暑かったですが、午前中や夕方16時以降は日も沈み、肌寒かったです。
ですので、脱ぎ着できる服装がよいです。
また、会場はかなり広く歩き回るので、動きやすい服装や靴で行くことをおすすめします。

購入品と作家紹介

2025秋開催の陶器市で沢山の器を購入しました。
購入品と作家さん紹介です。

購入品

吉澤直樹&遠藤薫

2025秋には、「じゃりん小径」で出店されていました。
リムのあるオーバル皿に一目ぼれし、購入しました。
グレーのようなブルーのような絶妙な色合いと、ヒビの入った艶のある質感が堪らなく綺麗で静謐な印象です。


益子の里山で夫婦で器づくりをしているそうです。
Webショップも自ら運営されているようで、どれも素敵です。


instagramにアップされている写真も素敵です。

及川静香

2025秋には、「くみあい広場」で出店されていました。
あたたかみのある器で、色使いもやさしい印象です。
B品ですが桜のような淡いピンクの器が素敵で購入しました。


いろんなショップに卸されているようです。

Alamie

2025秋には、「サンランド広場」で出店されていました。
2000円以上お買い上げの方に新米プレゼントキャンペーンもされており、お米をいただきました。
クレジットカードやQRコード決済にも対応済の出展者さんです。

購入品はこちらです。美濃焼ですが、渋いデザインが気に入りました。


普段は吉祥寺周辺でポップアップにて販売されているようです。

松永進

2025秋には、夢HIROBAで出店されていました。

最近ちょうどお茶碗を割ってしまったので探していましたが、こちらのくすんだ辛子色のお茶碗が可愛くて購入しました。


益子で作陶されているようです。

??

※出展者の名前がわかりませんでした...。

2025秋には、 「共販テント村」で出店されていました。

3つで1000円、小さいものは4つで1000円と破格の値段で出品されていました。
ゆがみや傷はあるものの、一枚300円程度とは破格すぎるので、黒の丸リム皿2枚とオーバル皿を1枚購入しました。

折笠秀樹

2025秋には、「PEACE SPACE」で出店されていました。
ぽてっとしたあたたかでシックなこの器が目に留まりました。
迷った挙句購入しませんでしたが...次回も要チェックです。

その他会場の雰囲気

第112回 益子秋の陶器市ポスター

城内坂の交差点付近の様子

ずらっと並んだ器たち